今回のこの旅のスケジュールは、すべて娘に任せました。とはいえ、今年の4月から小学校にあがる年齢なので、妻がサポートしたのは言うまでもありません。正月明けから妻と娘は図書館に通い、かなり綿密に調べ上げてたようです。娘が言うには、まず最初に出雲大社に詣でて大国主に御挨拶をしなければならないそうで、出雲市から一畑電車で、川跡で乗り換え出雲大社へ行きました。
川跡で乗り換えた大社線では昭和初期に造られたデハがまだ現役で走っていて妻や娘には単なる古い電車であっても鉄道好きの人間にとっては特別な存在!出雲の地は鉄道でも考古学(?)が学べる地なのですね。
川跡から大社までデハの釣り掛けモーターの音とコンプレッサーの音を楽しんだ後、出雲大社の参道が迎えてくれました。この頃は今のようなパワースポットや縁結びといったブームもそれほどなく、現在よく旅番組で紹介されているぜんざいの看板も見かけなかったように思います。
模型の出雲大社の写真をデジタル加工
出雲大社の境内に入ってからも二礼四拍手一礼と我々が知っていた神社のお参りの作法とは大きく異なることが多く、また、その後の昼食で食べた出雲そばの存在などと、出雲の地の第一歩から、その特異性に振り回される事となったのでした。
つづく