本日はメイクアップシール「283系オーシャンアロー」の進捗速報をお届けします。
現在、製作はマットシールを使った座席及び床部分のデザイン作業が終了し、フィルムシールを採用している各車両の客室、デッキ部分の壁面のデザイン作業を進めています。
今回はそれぞれ座席部分を貼った1号車クロ282、2号車サハ283、そして3号車モハ283の写真を先行して公開。尚、シールはまだ製作途中のため、一部シールを貼っていない個所があります。また、デザインや色味等は後日修正・変更する可能性があります。予めご了承ください。
1号車クロ282
振り子機能時に安定して走行するため、1列+2列の座席配置が途中で反転する珍しい車両。オーシャンアローでも運転台は計器パネルをシール化。また、運転席を始めもう少し作り込みを行う予定です。
2号車サハ283
オーシャンアローでは普通車の座席モケットのカラー系統にブルーとパープルの2タイプがあり、2号車はパープル仕様のモケットです。
客室の床は中央の通路と座席足元部分で柄の大きさと濃淡に違いがあり、シール上でもそれぞれの違いを再現しています。
3号車モハ283
3号車の客室座席はブルー仕様のモケットです。さらに本車両には誰でも利用する事のできるラウンジも併設。調べてみると、運行当初のラウンジ座席のモケットはパープル調のデザインだったようですが、現在は客室と同じブルー仕様のモケットに変更されています。
掲載写真はパープル仕様の座席ですが、今回のメイクアップシールではパープル仕様、現行のブルー仕様のどちらでもお好みで再現可能なよう、2タイプのシールをご用意します。
尚、写真では半分近くの座面シールを貼っていませんが、今回の283系は床部分の高低差などの違いもあって座席ごとに形状の違いが多く見受けられました。これは壁面に関しても同様でシールの計測作業にはいつも以上の時間が必要となりました。
また、1996年の運行開始から28年もの年月が経ち、先述したラウンジのモケットの変更から、車内の自動販売機や公衆電話の撤去など設備にも大きな変化がありました。こうした部分をシールでどのように再現するか?そうした点を中心に今後の283系詳報でお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。