出雲路と381系やくも

制作室長老の翼です。
今日は私の娘と出雲路と出雲路を走るやくもの思い出を紹介します。

それはまだ、サンライズが走り出す遥か以前のお話…
「おとうさん、このご本買って」
娘がまだ幼稚園に通っていた頃の出来事で、正月の初詣に訪れた神社での事。社務所の破魔矢の隣に並んでいた絵本を娘は指差したのでした。

神社庁が発行する子供向け絵本

その本は日本書紀を子供向けに絵本にしたもので、娘はその内容にかなり興味を持ったらしく、寝るとき以外はその絵本を
見入っていました。中でも素戔嗚がヤマタノオロチを成敗し、クシナダヒメを妻に迎える場面はかなり興味を持ったらしく、また、その好奇心は絵本だけでは収まり切れず、素戔嗚神話の地へ連れていく羽目にまでなってしまうわけです。

春休みに3日間の予定を組み、早々、寝台特急出雲のB寝台のチケットを妻の分も含め獲り、早速、東京駅に!

当時は東京駅発のブルートレインは16:37の発のさくらに始まり、23:00発の銀河まで10本ものブルートレインが健在で8番線、9番線の専用ホームを活気づかせていたものでした。

続く

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