
本日は新製品メイクアップシール「683系4000番台サンダーバード(リニューアル車)」全車両の詳報をお届けしますが、その前に、今回シール化した683系4000番台と4000番台以外の車両との違いを少しだけご紹介したいと思います。
683系グループの違い

上画像の左から683系0番台、683系リニューアル車、683系4000番台、683系しらさぎ(新塗装)の先頭車です。当店のメイクアップシールでは上記の683系車両をシール化販売しておりますが、実車の683系グループには2000番台(しらさぎ用)や8000番台(はくたか用)といった仲間も存在します。

683系リニューアル車

683系4000番台リニューアル車
683系自体は2001年に登場したグループなのに対し、4000番台は2008年以降に製造された車両となります。写真はともにリニューアル仕様の683系車両なので基本なデザインは共通ですが、素材や機構には改良や変更点があります。
また、リフレッシュ工事以前の車両とリニューアル車とでは車内にかなり大きな違いがあります。まず、リニューアル前の登場時のサンダーバードでは、奇数号車と偶数号車でそれぞれ赤色と青色のモケット席に分かれていましたが、リニューアル車ではブルーを基調とした柄の違う2タイプのモケット席へと変更されています。さらには床のデザインから壁面にいたるまで大きな改良が施されました。

手前:683系4000番台リニューアル車 奥側:683系リフレッシュ工事前

手前:683系4000番台リニューアル車 奥側:683系リニューアル車
尚、リフレッシュ工事が施された683系リニューアル車と、そのデザインを引き継いだ683系4000番台では、客室内にはそれほど目立った変更点はありません。ただし、厳密に比較してみると4000番台の座席の方が背ずりに厚みがあり、高さも少し大きめになったようです。また、ひじ掛け部分にあった灰皿が4000番台では撤去されていますが、メイクアップシールでも灰皿の有無は作り分けを行っています。
客室内に対してデッキ部分では壁面にはっきりとした違いを認めることができます。0番台のリニューアル車は単色のリノリウム壁面でしたが、4000番台では高級感を演出した木目調の壁面が採用されていますので、乗車時に感じるラグジュアリー感が大きく向上しています。
683系サンダーバードはデビューから24年を超えて、0番台、2000番台、そしてリニューアル車、4000番台と時期や運用路線での違いを楽しむことができる車両グループへと成長を続けています。
さて、ここからはメイクアップシール「683系4000番台サンダーバード(リニューアル車)」各車両を一挙にご紹介します。
今回のパッケージは基本4両セットと増結5両セットの2パッケージ構成となります。

1号車クロ683


2・8号車サハ682 / 6・7号車サハ683


(※注:7号車サハ683の座席モケットは3号車モハ683と共通です。)
3号車モハ683


4号車サハ682


5号車モハ683(モーター車)


9号車クモハ683


実車における683系4000番台の車内はリニューアル車とほぼ同じである事は既に触れましたが、今回の4000番台シール化に当っては奇数号車のグレートーンの座席モケットを新しく製作し直しました。
尚、グリーン車クロ683および偶数号車のブルーモケットの座席は前回発売の「683系しらさぎ(新塗装)」と共通のデザインとなります。付属のカーテンシールはグリーン車用、奇数・偶数号車用をそれぞれ作り分け。

また、何かしらの事情で車両の運用が回らなくなってしまった場合、683系が「しらたか」の代走として運行していたこともありました。そこで、今回はサービスオプションシールとして「サンダーバード」「びわこエクスプレス」の他、「はくたか」や「雷鳥」といった愛称マークに「金沢」「大阪」「米原」「越後湯沢」の行先表示をご用意しました。
メイクアップシール「683系4000番台サンダーバード(リニューアル車)基本4両セット」、「683系4000番台サンダーバード(リニューアル車)増結5両セット」は、オンラインショップから是非お買い求めください。



また、「683系0番台」リフレッシュ工事前、及びリニューアル後の車内を再現する各基本・増結パッケージも好評発売中です。







最後までご覧いただき、ありがとうございました。