メイクアップシール「50系700番代SL人吉」1号車オハフ50-701詳報

今回、シール化しましたメイクアップシール「50系 700番代SL人吉」は、アトリエジパング・富塚としての第1弾製品となります。

シールの製作に当たってはこれまで以上に、製作室勉強会で学んでいる“アンビエンス”を意識して車内再現を行いました!

現在、SL牽引の観光列車はJR東日本が運行する磐越西線経由の[SL磐越物語」、JR西日本の山口線を走る「山口号」などが有名ですが、ともに牽引機のSLは昭和生まれの磐越物語がC57、山口号がC57もしくはD51となっています。

その点、「SL人吉」の牽引機は大正11年生まれの8620形で、山口号や磐越西線で走っている昭和生まれの蒸気機関車とはアンビエンスの存在感が大きく異なります。

牽引のSLはもちろん、客車の内装も大正時代のノスタルジーに浸るには十分なデザインです。
まさしく「SL人吉」のアンビエンスは大正ロマン!これをどう再現するかがシール製作時の大きなテーマになったのでした。

本日の通信では1号車オハフ50-701の詳報をお届けします。大正ロマンのアンビエンスが如何に再現されているか、ぜひご確認ください!


フリースペースとなっている展望ラウンジ。まず目に入るのがキッズチェアと4人掛け・8人掛けの椅子です。もちろんメイクアップシールでも初めてのシール化となった特徴的な形状です。
尚、座面のクッションはすべてデザインが異なっており、こうした違いもシールでお楽しみいただけます。


黒色の革シート座席です。


思い切った2色のストライプ柄の床は斬新です。無難に無地の床を採用せず、暖色系のツートンカラーを取り入れたところに、おもてなしをするのだという積極的な意思を感じます。


展望室の隣の黒革シートの座席です。写真では若干紫がかって見えますが、実際のシールは黒色です。


ショーケースを挟んで市松模様の茶色布シート座席。


ショーケースには蒸気機関車の模型が展示中です。尚、このショーケース部分は通電時に光ります。
この発光を活かす別再現もご用意しましたが、詳しくは今後の詳報にてお伝えします。

デッキスペースを中心とした黒色の壁面のデザインや多目的W.C.、及びミニSLミュージアムもリアルに再現。

今回はメイクアップシール「50系700番代SL人吉」の1号車オハフ50-701の詳報をお届けしました。
次回は2号車オハ50-701をご紹介予定ですので、お楽しみに。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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