メイクアップシール「(HO)24系 夢空間」~オハフ25-901~
今回はメイクアップシール「(HO)24系 夢空間 3両セット」から、オハフ25-901の詳報をお届けします。
インテリアのデザインテーマは“知的遊空間”として、列車ホテルのメインバーおよび社交場としての役割が設定され、内装は松屋(百貨店)が担当しました。ちなみにラウンジカーの名称は「クリスタルラウンジ・スプレモ」
クリスタルの名に相応しく内装のガラスにはカット入りの加工ガラスが用いられ、照明を受けてあたかもクリスタルの如く輝くよう意図されています。ミニランプを半円形に散りばめた下がり天井と合わせ、最上級のラウンジ空間が広がっています。
オハフ25-901(シール未貼付)
オハフ25-901(シール再現済み)
オハフ25-901(シール未貼付)
オハフ25-901(シール再現済み)
ラウンジフロアのピアノは夢空間の企画段階から重要なファクターとして考えられていたようで、プレイヤーの演奏のほか、いまや懐かしいCD-ROMによる自動演奏にも対応。メイクアップシールでは黒色のフィルムシールと鍵盤、更には布製のピアノカバーを再現しました。
中央のバーカウンターを中心に、ハイバックスタイルのラウンジチェア14脚セットされています。絨毯部分の刺繍は黄色と赤色の花柄をデザイン。往時の鮮やかなブルーの絨毯が一層引き立ちます。
オハフ25で最もポイントなるカウンターバー部分。実車ではカウンター内にシンクコールドテーブルに、各機器の電源が配置されていました。メイクアップシールでは実車の再現性を踏まえ、3通りの再現方法をお選びいただけるようにシール製品化しました。詳しくは、次回のオハフ25の詳報2にてご紹介します。
レストルームと乗務員室スペース。幾何学模様が特徴的な通路に、各スペースへのドア窓ガラスに施されたラインデザインと、細部に至るまで緻密な意匠が施されています。
列車の域を超えた広さと装飾性を兼ね備えたレストルーム。壁に設えられた大きな鏡と大理石調のシンク台、シンクは貝の形状を模しており、非日常の空間性が徹底されていることが見て取れます。
通路幾何学模様、ラウンジ絨毯の刺繍、バーカウンターやドアの意匠部分の拡大画像です。実車の各デザインの実感を大切にしながらリアルさも追求しました。
今回のブログではオハフ25「クリスタルラウンジ・スプレモ」のバーラウンジ、及びレストルームと車両全体についてお届けしました。次回も引き続き、オハフ25バーラウンジの再現方法や、その他こだわりのシール化箇所をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。