すべてのパソコンをWindows11対応マシンへ~近況報告~

現在、制作室では業務用の全PCを新たに自作しながら、順次入れ替え中です。本日のブログは制作室の近況報告となります。

Windows 10のサポートがいよいよ終了となる2025年10月14日まで残すところ3か月。可能であればそのままWindows10を使い続けたいところなのですが、このご時世、ネットのセキュリティ対策は万全のうえにも慎重を喫する必要があります。そこで、私ども制作室では8月から9月の間に徐々に業務用パソコンのWindows11への切り替え対応を検討していました。

ちなみに、制作室では業務用のパソコンはすべて自作PCを使用しています。すべてのパソコンを自作しているのは、もちろんアートワークで必要となる性能のパーツを自由に選択できるという点もありますが、故障した際に自分たちで直ぐに対応することが出来るという事も自作PCを組んでいる大きな理由の1つです。

最近のパソコンは内部のパーツやファンがLEDで随分と煌びやかなようで


さて、現在のパソコンスペックではCPUの性能以上にグラフィックボードの性能が重要となってきています。パソコン業界に詳しい方はご存じかと思いますが、先月6月あたりから長いこと品薄となっていたグラフィックボードもついに市場に供給され始めました。アートワークをこなすうえで、色作りに関わるグラフィックボードはある意味で最も核心となるパーツです。また、動画編集などでもGPU性能は大きな力となります。

ただ、昨今の国際情勢を鑑みると、この先、またまた価格の高騰や供給不足に陥る可能性も否定できません。パーツは抑えられるときに抑えておかなければ、いざ10月を迎えた際にパソコンが自作できないなどという事態になりかねません。そこで計画を前倒しして、一気にwindows11に対応した新規自作パソコンの導入に踏み切ったのでした。

尚、パソコンの導入に当たっては新しいOSとなるため、これまで使用してきたソフトウェア(アプリ)や周辺機器の動作チェックも欠かせません。また、日々の業務をこなしながら、各種データの移行や設定なども行う必要があり、これもまた予想以上に時間が必要となる作業です。

また、制作室ではこれまで自作したパソコンは、すべて動作チェックの他にPhotoshop画像での実際の処理時間の計測など処理性能の実験を行ってきました。もし、今回の自作パソコンにて興味深い結果などが出た場合、ブログ上にてご紹介したいと思います。

最後に、「新製品メイクアップシール『683系しらさぎ(新塗装)』製作の告知をしてから動静が無いようですが?」とのお問い合わせを頂戴しておりますが、今回のブログにてご紹介しましたとおり、制作室の全パソコンを総入れ替え中のため、シールの製作作業に遅れが生じておりますこと、何卒ご了承ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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