メイクアップシール「14系500番台 SL冬の湿原号 5両セット」詳報2!

今回は前回のブログに続きメイクアップシール「14系500番台SL冬の湿原号5セット」から、3号車・4号車オハ14(ストーブカー)の詳報をお届けします。

3号車・4号車オハ14(ストーブカー)

青モケットのボックス座席と座席間にテーブルの配置されているオハ14ストーブカー。3号車と4号車は共通のシール構成となっており、ストーブ周りのシールも2号車スハシ44と同じです。

手前:3号車オハ14 奥:4号車オハ14

客室部分は綺麗に改装されていますが、デッキ部分には大々的な改修が行われなかったようで、当時の姿が残っています。改造車両の場合、こうしたところからも様々な事情を推測する事ができますね。

さて、前回のブログでも触れましたが、今回は冬の湿原号で定番のストーブで炙るするめシールをご用意しました。するめシールにはアルミの上に乗せたものと、ストーブの網の上に直置きしたデザインの2種類があり、どちらかお好みのものをお使いいただけます。

どうやら炙れるのはするめだけではなく、ししゃももあるようですが、今回は2種類のするめシールに統一。尚、するめシールは3・4号車だけではなく、2号車にも付属しています。

左:3・4号車するめ(網に直置き)右:2号車するめ(アルミを敷いた状態)

SL冬の湿原号では各車両に路線沿線の市町村が写真で紹介されています。1号車標茶町、2号車釧路市、3号車釧路町、4号車鶴居村、5号車弟子屈町となっており、シールでも車内ポスター掲示位置にはそれぞれの市町村の観光名所とSLの写った画像を採用。3号車と4号車のシールは基本共通のデザインですが、この観光案内写真のみそれぞれ釧路町と鶴居村の景色のものとなっています。尚、2号車だけは写真を掲載している個所がシール化出来ない場所の為、写真ポスターはありません。

また、2号車・3号車・4号車にはそれぞれカーテンシールが付属しています。冬の湿原号では車外からカーテンはほとんど見えない状態ではありますが、2号車ではカーテンを止めている特徴的な大きな金ボタンも再現。カフェの位置など一部カーテンが設置されていない個所もありますので、マニュアルを参考に車内カーテンの再現までお楽しみください。

最後に余談をひとつ。近年は海外からたくさんの観光客が日本に訪れています。そうした中、冬の湿原号にも海外の方が多く乗車されているという話を耳にします。今回、SL冬の湿原号の製作に当たっては複数人の外国の方から、シール化や販売についてお問い合わせをいただきました。これまでシールを製作してきて、海外からの直接のご連絡は初めての経験です。

当店は国内販売しかしておらず、お互い翻訳アプリを使ったメールでのやり取りなので、詳しいことについては想像の域を出ませんが、少なくとも冬の湿原号は観光列車として、国内に留まらず国外に於いても人気を獲得しているのだという事実に少なからず驚きを覚えたのでした。

さて、SL冬の湿原号をはじめ、SL観光列車3製品は好評発売中です。是非オンラインショップからお買い求めください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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