メイクアップシール「14系500番台 SL冬の湿原号 5両セット」詳報1!

本日のブログではメイクアップシール「14系500番台SL冬の湿原号5セット」から、1号車・5号車スハフ14(たんちょうカー)、及び2号車スハシ44(カフェカー)の詳報をお届けします。

今回のメイクアップシール「SL冬の湿原号」の車内再現は、2022年(令和4)に全面改修された現行の車内を再現。

列車は5両編成ですが、内装デザインはそれぞれスハフ14、スハシ44、オハ14の車両毎に統一されており、スハフ14(たんちょうカー)は赤、スハシ44(カフェカー)は緑、そしてオハ14(ストーブカー)は青を基調とした座席モケットになっています。

原色と言われる赤・緑・青を一編成の列車のなかに取り入れてしまうとは、なかなか挑戦的だと思ったのですが、シール化した5両を並べてみると、意外と統一感が保たれている事に驚きます。

SL冬の湿原号5両

また、座席の他にもボックス座席間に設置されたテーブルや、床板の木目もスハフ14、スハシ44、オハ14それぞれに違った色味や風合いの木材、木材柄のタイルが使われており、車両毎の違いをシール上でも再現しました。

尚、座席のモケットのタンチョウやエゾシカ、蔦などのデザイン1つ1つを細かくベジェのラインで作り込んだのですが、座席に採用しているマットシールでは、あまりに細い線は印刷することが出来ませんでした。その為、色々と試行錯誤を繰り返した結果、実際の座席のよりも、太めの線で座席の模様をデザインする事になりました。実車ベースでみれば座席の柄が太い印象を受けるかもしれませんが、逆にインパクトという面では良い結果につながっていると思います。

1号車・5号車スハフ14(たんちょうカー)

スハフ14は展望通路、高床化されているボックス席、そしてカウンター席が他号車にはない特徴で眺望を楽しむ事に主眼を置いた造りです。

展望通路と客室では床の木目のデザインや色味に違いがあり、それぞれ作り分けを行っています。また、展望通路の木目調壁面の色味もここの部分だけにつかわれており、凝った改装が行われたことが窺われます。

5号車スハフ14(たんちょうカー)

1号車のスハフ14とは通路を挟んできれいに対称を成しています。これまでシール化してきた車両を振り返ってみても、ここまできれいな左右対称の車両は珍しい気がします。

手前:1号車スハフ14 奥:5号車スハフ14

尚、通路の反対側のスペースは機器室となっていますが、ここに関しては資料等がないため、実際にどのようになっているのかは分かりません。これまでシール化してきた車両では内部が分からない場合、グレー単色のシールのみで再現してきました。

しかし、今回は機器室を単色のグレーシールだけで再現してしまうと、模型全体を見た時の趣が損なわれてしまう事から、敢えて乗客スペースと同様の木目デザインのシールで機器室内部を再現しました。その為、実際の機器室とは異なっている可能性もありますが、その点はご了承ください。

2号車スハシ44(カフェカー)

緑モケットのボックス座席ですが、やはり1番目に付くのは車内販売カウンターです。そして、公式ではカフェカー・ストーブカーとなっており、1号車・5号車にはなかったストーブが設置されています。

メッシュパネルには限定品やオリジナルグッズ、お知らせなどをデザイン。旅の思い出をどうぞ。尚。テーブルにはカフェメニューを印刷しましたが、タイプ2としてメニューの無いテーブルシールも付属しています。

乗車記念用のスタンプ台やパンフレット等の展示スペースもあります。

ダルマストーブ周りではストーブの後ろの耐熱板や石炭入れなどをリアルに再現しました。そして、ストーブの上では“アレ”が焼けます!?

アレの正体とは。そして3号車・4号車オハ14については詳報2へと続きます。

メイクアップシール「14系500番台 SL冬の湿原号 5両セット」はオンラインショップからお買い求めください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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